
本日は五節句のひとつ、「上巳の節句」です。
陰陽五行思想による、
祓の行事を由来とした5つの節句。
いずれも季節の節目であり、
それぞれの独自の意味があります。
3月3日は、ちょうど桃の季節であることから、
「桃の節句」という美しい呼び名が、
今は広く親しまれていますね。
周りに吊るされた
小さなお人形さんたちには、
それぞれ意味があるそうで。
全部はわからなかったのですが、
一部、ご紹介しますね。
桃:邪気を払い悪霊を退治し、延命長寿の意味があります。
早く花が咲き、実が多いので多産も象徴しています。
とうがらし:虫よけの効果があることから、女の子に虫がつかず、
良縁を良縁を願う気持ちが込められています。
だるま:七転び八起きで服を招く縁起物。
赤いだるまは、天然痘(疱瘡)よけとされます。
猿:厄がさるように、難がさるようにとの思いが込められています。
鳩:神の使いといわれている。
鳩は豆を食べるときむせないということにあやかって、
お乳を飲む赤ちゃんがむせないようにという思いが込められています。
もともとは、女の子のお祭りではなく、
春を寿ぎ、無病息災を願う、厄払いの神事でした。
今はこうして、成長や幸せを願う、行事へと変化してきました。
「節句」は「節共」とも書かれ、
旬のものを供物として神に捧げたのち、
共に飲食することで、払い祈りとしていたのですね。
お雛様には、蛤を。
これも2枚の貝がぴたりと合わさることから
良縁に恵まれるとされています。
ご縁が重なり、佳き出会いがありますように。
女の子がいなくても、
恋愛だけではなく、
すべての縁を求めて、
という意味でいいのではないかな。
春の魔法にあやかって
どうぞ、旬のハマグリを召し上がれ。
私も春に
うれしいご縁をいただきました。
今日から始まった、
あたらしいお勉強は
月ツボ巡礼。
体の中にある月を感じたり、
月に対応するツボを見ていくことで
肉体としての身体はもちろん、
潜在意識にまで働かきかけ、
解放、癒しまでもとめることができるというもの。
お月さまですよ。
まるで私のための講座でしょう?
桃の節句に始まった、
素晴らしいご縁に、感謝。
そうそう、
刺さない鍼、というのを使います。
またこの話はいずれ。
いつもありがとうございます。
月のうら
MIKA