七十二侯では
「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」を迎えました。

「龍天に登る」
龍は「春分にして天に登り、秋分にして淵に潜む」。
中国の最古の字解『説文解字』に記され、
「龍天に登る」は春分の頃の季語となり、
「龍水に潜む」が秋分の頃の季語になっています。
昔は雨乞いをするほど、
旱(ひでり)が続くこともあり、
それは命にもかかわるほどの、
切実なものであったに違いありません。
春には、龍が天に登って雲を起こし、
恵みの雨を降らせ、
秋にはその役目を終え、水の底にかえっていく。
きっと、初雷や春雷は、
どんなにか待ち遠しいものだったでしょう。
春雷は、夏の雷のように激しいものではなく、
すぐに去ってしまうものばかり。
遠くの空で春を告げているかのような
優しい恵みの音に聞こえます。
大好きな龍が季語となっているこの
「龍天に登る」は、
私の一番好きな季語でございます(^-^)
龍神が天を舞う季節!
背中にのっていいんだよ。
そういえば久しく
「お月さまとちび龍のお茶会」やっていませんね。
また、何かやりたいなあ。
これ、なんだと思います?
私の今の
「心の模様」なんだそうです。
自分の鼻で名前を書いて、
その軌道を模様にしてるんです。
おもしろいでしょう(^-^)
なんだか素敵!
さあ、龍神ものぼる季節。
皆さまも
愉しい季節を、
おもしろがる春を!
月のうら
MIKA