呼吸がつくるもの
category: 呼吸法 ブレスワーク
さわやかな秋の一日でした。
今日は久しぶりに映画を観に行ったのです。
映画館に行くのは二年ぶり!
そして初めてのエグゼクティブシートなる
ちょっと贅沢な空間で鑑賞しました。
テーブルの下には荷物入れがあり、
ハンガーも付いています。
ウエルカムドリンクが一杯だけ付きます。
今はコロナの影響で、座席では食べ物はNGです。
一時間前からラウンジが利用できて、そこで
フレンチトーストをいただきました。
リクライニングシートに座りご満悦の誰かさん(笑)
長い映画、3時間とかの映画なら
きっと快適でしょうね。
それでも、普通のシートで私は十分ですけどね(^-^;
常連さんもいるらしいですが、
価値の置き方は人それぞれですから。
今日は特別、
楽天ポイントがたまっていたので、使ってみようということで
夫が連れて行ってくれました。
お値段もお高いので、もう使うことはないと思います(^-^;
肝心の映画ですが、
ネタばれが少し入りますので、ご注意ください☆
「鬼滅の刃」を観てきました。
連載された当初から大好きな漫画で、
こんなに大人気になる前から、夫婦で大好きだったのですが
アニメのお話の広げ方が本当に素晴らしくて
毎回泣ける方も多いと思います。
でね、今日はそんな感動のお話を紹介したいわけではなく、
今回の映画に出てくるちょっとした台詞が
ここ最近、ずっと学んで気づいたことと同じだったので、
ちょっとご紹介したいと思いました。
☆ここからネタバレありますので、嫌な方は読まないで~~~☆
「鬼滅の刃」を読んでいる方、アニメを視た方は
ご存知かと思いますが、
「呼吸」をすごーく大事にして修行してきたじゃないですか?
その呼吸法を習得するのが、イコール強くなる秘訣と云ってもいいくらい。
色々な「型」を繰り出すのにも、
この「呼吸」が鍵となっています。
そして、今回の映画のワンシーン。
炭治郎が、闘いの途中で
負傷した身体を、
全集中の呼吸“常中”で整えようとしています。
そのときの
「炎柱」(えんばしら)煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の台詞。
『呼吸を極めれば様々なことができるようになる。
何でもできるわけではないが 昨日の自分より確実に強い自分になれる』
漫画でも出てくる台詞ですが、
いま、呼吸法を学んでいる私がどんぴしゃり、
いまここにいるのです。
ここに気づき始めたところ。
もちろん、刀から炎を出すわけじゃないですが(^-^;
ほんとに呼吸法ってだいじだなあ、
呼吸法ってすごいなあって
日日、感じ入っているところだったので
あらためてハッとしました。
呼吸法って様々なところで教えています。
私は昔、中国武術を10年以上学んでいました。
そこでも当然のように必要なものとして習い、
(ほかの武術でも呼吸法はだいじ)
同じく、気功でも当然、呼吸ですし、
その他にヨガ、アーユルベーダでも呼吸法をやりました。
だけど、「呼吸」だけに特化して、
あらためて学んでいるのは、
やはり呼吸って私たちのからだをつくるベースだと思うから。
そして、習い始めると、
これがまた想像の斜め上をいく素晴らしさだったのです。
脳梗塞の後遺症がひどく
下半身がマヒしていた方が
病院の治療をやめて、呼吸法だけで回復した例が
身近にあったり、
そんなこと、本当に起こるの?
というようなことが起こることを知りました。
なによりそれは
自分で、起こしているという事実がすごい。
誰かに何かをしてもらうわけではないのです。
そう、自分で。
自分の呼吸でどこまででもいける。
呼吸で心も身体も、元気になりますよ。
あ、この映画の台詞は、もちろん
漫画でも出てきます。
リアルタイムで読んだ時より、
今日の方がぐっと心に響いたのは
いまここ、
まさに私がいまここだからですね。
ほんとうに素晴らしい呼吸法。
皆さんもぜひ、呼吸ともっと仲良くなってほしいです。



今は「盈月(えいげつ)」
ゆっくりと光を纏い
満月にむかう
お月さまと一緒に
心も身体も
まあるく、
少しずつでも
丸くね。
光の満ちた明日になりますように。
いつもありがとうございます。
MIKA
2020_10_18