すとん、ぽかん。
category: つれづれ
ぎゅっと寒い朝でした。
けれど、「寒い」なんてつぶやいたら
雪国の方々に呆れられてしまいますね。
大雪の被害が最小ですみますように。
昨日のこと。
久しぶりにあれがやってきました。
「落ちる」 ー という感覚。
谷底にいきなりすとんと、
落ちました。
大きな原因が、「これです。」と
言えるものがないのが特徴。
突然、すとん、だもの、
ぽかんとするしかない。
ぽかんとし過ぎて、
くたびれました。
落ちているのだから
あとは上るしかない。
そう思えば
たいしたことないですね。
焦って急いで
上ろうとすると
なんにも見つけられないんです。
上がるためのきっかけ、
きっとそこここにあるはずだけれど、
気づかないことには、ね。
後ろには、何もないことも。
ついつい、後ろにさがしだすと、
よけいに足をとられます。
つねに、道は前に。
明日は「寒九の水」の頃かしら。
「寒九の水」小寒から9日目に汲む水のこと。
1年でいちばん澄んでいる水といわれています。
寒九の水で薬を飲むとよいとか、
お酒の「寒仕込み」の仕込み水として使用されるそうです。
寒の時期、
凍てつく寒さと引き換えに、
美しく澄んだ空や水は、
しずかに、私たちに何かを教えてくれているようです。
いつもありがとうございます。
MIKA
2021_01_12