十六夜の月におもふ
category: 癒し ヒーリング
花に嵐。
桜がほころび始めると必ず、
寒の戻りも、
雨も降り風も強い日があります。
週末に狙ったように、春の嵐が来ていますね。
打って変わって、
少し歩けば汗ばむ陽気の一日となりました。
きょう、ブレスワークがあり
インナーチャイルドのワークがありました。
これまで、2回ほどインナーチャイルドのワークを
受けたことがあるのですが、
きょうのは、まったく違うアプローチで、おもしろかったです。
いつも号泣するけれど、
やっと楽しかった子どもの時の思い出も出てきて。
出てきた「私」といっぱい遊びました。
お絵描きをして、ケンケンパーもして、
アタック№ワンもフルコーラスを大熱唱!
楽しかったです。泣けるほど。
それでも、蓋をしている一番深い部分には
まだ到達できず。
真黒な家にアクセスすると、
動悸がおこり、心臓のバクバクがひどくなり
諦めます。
まだ今はそのタイミングではないのですね。
早く解放してあげたい、と思うけれど
それも大人の私が考えるエゴなんだなあ、と。
その子はまだ、
「大丈夫だよ」なんて言ってほしくないんですね。
大丈夫じゃないから。
こんな風に、
自分へのヒーリングも
セラピストには必要なこと、と
最近あらためて思うようになりました。
セルフヒーリングももちろんのこと、
仕事としてセラピストを続けていくには、
人から受けるヒーリングには大きな意味があります。
セラピストとしての、一番大切な
ある「意識」のようなものは、
人にセッションをしながら、だんだんわかるとか、
だんだん身についていく、というよりも、
自分自身がヒーリングを受けて、
癒されていく中で出てくるものに、
とても意味があり、大きいと感じています。
自分が癒されて、
「内観」できるようになれば、
自然と他の人のことも
観えてくるし、
見えてくるものが変わってきます。
もちろん、セッションを行なう側でも
クライアント様に向き合う中で、
自分自身の「問題」に気づくことも多くあります。
そのたびに、
自分へのヒーリングをしたり、
または人から受けたりを、くりかえしながら、
セラピストとして成長をしていくのですね。
であるなら、
先は果てしない、と、
思うこともあるけれど、
けっして、
問題があるから悪い、わけではないのです。
この地球に生きることでおこる
「問題」の数々は、
私たちが、より豊かに、自由に、
魂レベルに従って生きてゆくための、
「課題」の一つに過ぎないのだと。
だからこそ、
それを越えてゆくプロセスを
愉しんで、おもしろがりたいなあ、と。
辛いと思うことでさえ、です。
十六夜の月。
満月から一夜、
またエネルギーが変わってゆきます。
すべては循環。
受け取るために
何を出してゆきましょうか。
選択はひとつじゃありません。
月のうら
MIKA