完ぺきを手放せ
category: 気功 呼吸法
お盆があけて、日常が戻ってきました。
短い夏休みが終わりました。
呼吸してますか?
そのまえに、
「立つ」ことできますか?
ラクに、やさしく立てますか?
「歩く」こと、できますか?
ラクに、丁寧に歩けますか?
呼吸法や瞑想でも、
立禅や、
歩く瞑想というのがありますが、
たとえば歩くこと。
実際に歩いてみましょう、というと、
筋肉の使い方を気にし過ぎて、
余計な力が入ったり、
今度は緊張しないようにと、
意識し過ぎて、
ぎこちなくなったり。
ところが、
「自由に歩いていい」と
声をかけたととたん、
歩き方がやわらかくなります。
「まっすぐ歩かなければならない」
「ちゃんと歩かなければならない」
自分の心が、
勝手に思い込みという規制をかけているので、
その規制がとれて、
身体がゆるまりました。
でも、規制をかけたのは
「自分」です。
自分が作った思い込みを
外せたとき、
ひとはゆるまり、身体も自由になるのです。
気功や太極拳の中で、
こういった練習はたくさんしていきますが、
これは日常生活でも
全く同じことがいえます。
誰しも無意識で
たくさんの”ねばならない”を持っていて、
自分を厳しく律しています。
心がゆるめられないのに、
どうして身体がゆるまりましょうか。
逆もまた然り。
自分でも気づかない、
多くの”ねばならない”という
思い込みは、
やはり自分では気づかないまま、
あなた自身を苦しめ、
いじめているのです。
外れるきっかけは人それぞれでしょうが、
自分で認めないうちは
とてもやっかいです。
気づかない限り、
外すことはできません。
ですが必ず、
身体はサインを出します。
ほんの少しの違和感や
バランスの乱れを感じたら、
それはもう危険信号です。
いずれ痛みとなって
身体は悲鳴をあげます。
しかもその痛み(不調)は、
身体が、自分を守ろうとした結果です。
生きようとしているから、です。
痛み(不調)が伝えてくれることは、
もう、がんばらなくていい。ということ。
呼吸をして、
忘れていたしなやかさを取り戻してください。
そしてね、
完ぺきじゃなくていいんだよ。
誰も完ぺきじゃない、
完ぺきなんて、ないんです。
完ぺきにやらねばならない、のは
要らない思い込みだけ。
がんばってきた自分に、
感謝と労わりをもちながら、
しなやかさを
思い出しましょう。
呼吸をしませう。
身体だけではなく、
心もゆるめ、育ててくれます。
月のうら
呼吸のクラス
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宇宙とひとつであることを
思い出してゆきましょう。
地球というわたしを
思い出してゆきましょう。
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