柿色の誓い
category: 日常
風がきもちよくて、
ついぼーーっとしてしまいます。
今年はおもしろい秋になりました。
夏の名残りも無いまま、秋になったと思ったら、
また夏に逆戻りしたかのような装いになり。
金木犀も2回咲きましたよね?
一か月も早く、金木犀が香ってきて
今年は早い秋だなぁと思っていたけれど。
早咲きにならなかった、金木犀たちもいて、
いつもどおりの時期に
ちゃんとまた香りも楽しませてくれました。
だから、ながーく、金木犀の香りを
楽しむことができました。
うれし。
過ごしやすい季節、
なんと贅沢なことだろうと思います。
秋の空は青く澄み渡り、
どこまでもおおらかで、
夜が長くなり、
月は冴え冴えと美しい。。。。
豊かな時間が広がっています。
昨日の夜空も美しく。
九夜月と一緒に家路につきました。
この静けさのなかに
切なさを感じることもあるけれど、
ことしはね、
ことしの秋は、
とことん、おもしろがりたいのです。
たのしみを、たくさん見つけたいのです。
ときに、何かにのみこまれそうな
そんな時でも、
いまはのみこまれたくない、
自分でしっかり変わりたいから、
そうっとしておいてほしい、
いまだけは。。。
そんなときでさえ、
おもしろがる気持ちさえあれば。
人に会うのがこわいときでも、ね。
ほら、そこにもここにも、
とおしえられなければ、気づきもしない事ごと、
草の名前や、花の咲く場所。
そっとささやいてもらうのを、きっかけに、
心のささくれが、なおったりします。
だから一緒にね、
やっぱりたのしみたいのです。
こちらは今朝の太陽。
まだ昇ったばかりのオレンジ色です。
私はいつも、この
オレンジの光に誓うのです。
きょうも佳い日にいたします。と。
まるで柿みたいな色でしょう。
柿ね。
わたし、柿が大好きなんです。
それも、秋のたのしみ。
たのしみって、そこにもここにも、
いっぱいあるんだなあ。。。