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1111は心も身体もスピリチュアルも

category: 和暦 月  

からからのいいお天気でした。

今日は上弦の月です。
そして、1111という日でもあったので、

スピリチュアル的にも、
いろいろな意味付けがされています。
しかも、数秘的には「9」も
浮かび上がってきます。

なかなか
マジェスティックな
エネルギーでした。


そして今日は
「亥の子祝い」でもあります。


無病息災、子孫繁栄を願って
亥の子餅を食べるのです。

亥の月(旧暦10月)の亥の日の亥の刻(午後10時頃)に食し、
 無病息災のおまじないとした、中国の行事が始まりです。
日本には平安時代に宮中行事として伝わり、
現在では、西日本を中心に受け継がれています。


江戸時代には、亥の月の最初の亥の日を
「玄猪の日」と定められていたので、
玄猪の祝い(げんちょのいわい)とも言われています。


「源氏物語」にも登場する、亥の子餅。


古くは、
大豆、小豆、大角豆(ささげ)、ごま、栗、柿、糖(あめ)の、
7種の粉を、
新米をついた餅に入れたものだったそうです。


今は、地域によって
少しずつ作り方は違っています。


中国では陰陽五行にもとづいた行事で、
冬の支度の始まりともされていました。


そしてこの風習は、
胡麻や小豆で滋養をつけ、
「気枯れ」の季節を乗り切るための
知恵。


気枯れは、穢れにつながる、
生命力が枯渇したもの。ですから、


不要な穢れが寄ってこないよう、
心身を調えていく、
それが、神さまにも愛される秘訣かもしれません。



これから冬に向かい、
私たちの身体も、
自然と同じように、
生命力を蓄えるよう動いていきます。


エネルギーは、内臓の内部、
骨の内部に潜み、
生命力を蓄えるモードに入ります。

そして、
骨の中のエネルギーは
腎気が、からだ全体を支配してゆきます。

だからこそ、
冬の食事は、塩辛いものを減らし、
苦いものを多く摂ることがよいとされています。
それは、腎気があまりに高揚してしまうと、
「心」の陽気をおさえてしまうからです。

「心」の陽気を助ける、
苦みのあるものを摂る必要があるのです。


そのほか、内臓を温めながら
良質のたんぱく質を補っていくのが
大切な時季になります。

積極的に摂りたいものは、
ラム肉、鴨肉、お魚、ウズラの卵、
白菜、大根、カリフラワー、セロリ、レモン、ナツメグなど。


身体をつくり、
穢れを祓い、
気枯れのない心身でいられるよう、


感謝をして
いただきましょう。








DSC01178
虎屋さんの亥の子餅


鎌倉時代の文献を参考に、
きな粉・干柿・ごまを混ぜ込んだ餅製の生地で
御膳餡を包んであるそうです。



昔の人の知恵は、
いまもなお、
私たちの命を満たしてくれます。









2021_11_11

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Author:MIKA
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心に響いた美しいもの優しいものや、大好きなお月さまのこと
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