冬の音
category: 月のうら
いよいよ年の瀬になり
あちらこちらで、
あたらしい年をむかえる音が聴こえてきます。
冬の音は美しい。
振り返れば、
この一年はなんと恵まれていたことか。
多くの出会いがあり、
たくさんのご縁がつながり、
祝福といえる日日を過ごしてまいりました。
あたらしいご縁だけではなく、
私のクラスを受けてくださる生徒の皆さま、
変わらず応援してくださる方々、
いつもいつも、
背中を押してくださるのは、
MIKAさん!と私を呼んでくださる
皆さまの笑顔でした。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私はと言えば、相変わらず
奏でる音も
ばたばた、
どたどた、
いててててて、なんて
美しくない音ばかりですが、
それでも笑顔でいられるので、
よしとしています。
私にとって、
笑うことが一番の
元気の薬だったり、
親孝行だったり、
ときには
誰かの救いになることだってあると
信じています。
だから、あたらしい年も
笑って、一緒に笑って
皆さまと過ごしていたい。
おおらかに、ほがらかに
笑って。
皆さまもご一緒に、
お願いします、ね。
皆さまが奏でているであろう、
小さな、美しい音に耳を澄ませて
2021年を見送ります。
シュンシュンと湯の沸く音、
コトコトと優しく響く料理の音、
積もったばかりの雪を踏む音、
白い湯気、
香り、
気配。
冬ごもりはあたたかく、
静かにひとの心を育むような。。
ことしもたくさんの愛をありがとう。
皆さまどうぞ
佳いお年をおむかえください。
ありがとう、
ありがとうございました。
心から。
MIKA