fc2ブログ


自分の闇を見るとは、



今日もひんやりした一日、
いよいよ全国的に梅雨に入りました。


BB5CD07B-.jpg


さきほど、明日のセッションの準備をしていて、
ふと、思い出したことがありました。


明日のクライアントさんは
リピーターさんで、
もう4回目のセッションになります。

初めて、受けてくれたとき、
自分の闇を見ることに抵抗があり、
明らかに、戸惑いがありました。

それでも、何とか脱却したい想いがあって、
勇気をもって、受けてくださったわけですが、
最初は、ショックだったようです。


蓋をしていた感覚は、
自分は持っていないものと
もう錯覚をしているんですね。


だから、上がってきた闇は
自分のものではないと
思いたい。


終わった後の一週間は、
もう二度と受けたくない!と、
思っていたそうです。


「いくら頑張っても、だめだよ。
 変われるわけないじゃん!」

ずっとそう思って過ごしたと、
二回目の時に話してくれました。


そんな彼女も、
今では月に一度のセッションを
心待ちにしてくれています。



先日も、自分の闇を見るのが怖いという方と
お話しをする機会がありました。



自分の闇をみていく、とは。。


私は、ちゃんと立てるようになる。
しかも、ふんわり立てるようになる、
という感じだと思っています。



私たちは、地面に普通に立ちます。
でも、どれだけの人が、
バランスの良い立ち方をしてるでしょうか。


重心がぶれていたり、
膝の位置がずれたり、
骨盤が傾いたり、
肩の位置も違う、
お腹や胸も固いまま、

これでは、肩に力が入っているはずです。


すごく頑張って立っている。
気張って一生懸命。
「そうしないと立っていられない」という
妄想にとらわれています。


これはすべてに云えることですが、
みんな、力を抜くことが苦手です。


力を抜くことは、手抜きをすること。
そんな図式が無意識にあり、
一生けん命は得意でも、
怠けることができない人が
とても多いのです。


でも、ただ「立つ」という行為に、
じつは力はそんなに必要ではありません。



そもそも、立つためには地面が必要です。
ひとりでいくら頑張っても、
地面がなければ立てないですよね。
逆に言えば、ひとりで立っていても、
いつでも地球が見方です。

頼っていいのです。
地球に。

 
赤ちゃんが初めてひとりで立ったとき、
そんなに気張っているわけではありません。
でも、全身を上手に使って、
しなやかに、
地球を味方に立ちあがります。
嬉しくて嬉しくて、
全身で喜びを表現してくれます。


闇を見つけることは、
この身体の緊張ひとつひとつに
気づいていくことだと思っています。


頭の位置が前に傾きやすいのは、
どの骨が関係しているんだろう。

食いしばりのクセがあるのは、
どうしてだろう。


それに気づくと、
体の声を聞いていくことができます。


もっと力を抜いていいんだ、
楽に生きていいんだと、
思えるようになり、
無理をしない、
しなやかな生き方が
自然にできるようになります。



コートを脱ぐように、要らない緊張を脱いでいったら、
足は地にしっかりついていながら、
体がふわっと天に向かって浮くような、
しっかり、ふわっとかるーい感じになります。

そう、太極拳の立ち方のように。


軽く、やさしく立てると、
心も優しくなり、
周りの世界も、優しくなります。

 
事実は何も変わらなくても、
自分の感じ方や、見えてくる世界が、変わります。

 
 

明日のクライアントさんのように、
すぐには無理でも、
時間をかけていくうちに
必ず、重いコートは脱ぐことができます。

人によって、その時間はそれぞれですが、
変わらないひとは、いません。
必ず、変わることができます。


それになにより、
この変容を起してゆく
そのプロセスこそが、とても豊かです。



楽にやさしく立てた方の表情は、
やわらかく、しあわせそうです。



私は、そんな表情が見たくて
ヒーラーをしているんだなあと
日日、思っています。


2F13AA15-.jpg

圧倒的な存在感に、
思わず足を止め、もとめてしまった、
「ロイヤルブルー」という名前の紫陽花。


ここに足りないのは、
かたつむりくらいでしょうか



梅雨には紫陽花がよく似合いますね。







2022_06_16

Comments


 管理者にだけ表示を許可する

05  « 2023_06 »  07

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

MIKA

Author:MIKA
女は強く美しくがモットー
   
心に響いた美しいもの優しいものや、大好きなお月さまのこと
ヒーリングやリーディングのこと

ちょっぴり可笑しい日日のつれづれとともに


HPはこちら
月のうら

最新コメント

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR




page
top