4か月越しのヒーリング
category: 多次元キネシオロジー
外を歩くと、湿気に髪の毛が大爆発。。。
でも、見まわすと、皆さんきれいにしてるんですよねえ。
なんで私の髪の毛は、大爆発するのかしら。。。
これからは台風の季節になりますね。
雨と風。。。少し髪を短くしました(^-^;
きょう、あるクライアントさんから
ご報告をいただきました。
かすみちゃん(仮名)は30代の女性です。
セッションを受けてくれたのが、
今年の3月初めのことでした。
仕事のことでモヤモヤが拭えず、
このままでいいのかという不安と、
焦り。
オーナーさんの、ワンマン経営で
誰も文句が言えない環境なのと、
いつまでも新人扱いで、
雑用などの助手としての仕事がほとんど。
10年務めて、お給料はほとんど変わらず。
一人前として現場に出たい、
お給料も上げてほしい。
同い年の友人たちと話すと、
たいてい驚かれる額なのだそう。
何度か、ぶつかることもあったそうですが、
そのたび、話し合いはうやむやになり、
世代的に頑固なオーナーの意見に
従うしかなかったそうです。
ですが、仕事は楽しく、仲間のことも大好きで、
10年もいて、お客様も含め家族のように
感じていることや、
実家暮らしで、給料が安くても問題はない、
新しいところで、本当に新人になるより
ここで慣れ親しんだ人たちと、
楽しく仕事ができたほうがいいのかも、と、
そう思って、目をつぶってきました。とのことでした。
筋反射では、バランスというキーワードが
何度も出てきました。
彼女の潜在能力を発揮するために、
新しい環境に進むこと。
彼女の能力と、今の現状は
バランスが取れないこと。
そして、潜在的に変わりたくないと思っていること。
今の状態が居心地がいいと思っていること。
などが出てきました。
私は、
職場を変えることを勧め、
時期的にも、
なるべく早く動くように出ていることを
伝えました。
職場を変えるといっても、
すぐに次が見つかるわけじゃないし、
新しい職場がいいところかどうか、
実際には働いてみないとわかりません。
かすみちゃんは、そのことを心配していました。
でも、筋反射は、はっきりと
今のままでは豊かさにつながらないことを
伝えてきていたのです。
さて、セッションは3回セットで
申し込みがあったのですが、
1回目の後、なかなか時間が合わないと、
キャンセルの申し入れがありました。
私は、彼女にとって、
このセッションがぴんとこなかったのかもしれない、と
思いました。
だからキャンセルしたのかな、と。
実際、厳しい内容も伝えていました。
インナーチャイルドのこともありましたが、
そこもまだ繋がれないでいましたし、
彼女にとって、こんなに頑張っている自分が
否定されたように感じた面があったのかもと
私は思っていました。
そして4か月が過ぎました。
かすみちゃんから、
「仕事を辞めることになりました。」と
メールがありました。
10月いっぱいまでは頑張るということで、
オーナーとも合意して、
すでに新しい職場も決まったそうです。
「MIKAさんには新しい職場が決まってから
ご報告しようと思っていました。
自分で自分の可能性を狭めていたことに
やっと気が付きました。
オーナーや、周りのせいではなかったんですね。。。」
オーナーに辞めたいと話しているとき、
寂しさがあふれてきて、
大号泣してしまったそうです。
嗚咽で言葉にならなかったと。
それくらい、大好きなところでした、と。
「だからこそ、
私はもう親離れしないといけなかったんですね。」と。
「セッションを受けて、
背中を押してもらわなかったら、
一生ぬるま湯だったかもしれません。
やりたい仕事が、ただの楽な仕事になっていました。」
私は嬉しいよりも先に、
すごく驚いていました。
かすみちゃんは、セッションを受けたこと、
後悔してるかもしれないと勝手に思っていたからです。
そしてそんな自分を恥じました。
「夏まで忙しいので、
落ち着いたら、またセッションをお願いしたいです。」
そう結んであった、メールに、
胸がいっぱいになりました。
私のセッションは、
身体の不調で来る方が圧倒的に多いのですが、
こうして、シンプルな
仕事のことでも多次元キネシオロジーは
頼りになるツールです。
それにしても、
かすみちゃんの感受性は素晴らしかったなと
だからこそ、
こんなに短い時間で(セッションは1回!!)
結果が出たのだと思います。
まだ若い彼女は
これからもたくさんの
乗り越えるべきことがあるでしょう。
でも、
石段を上ってている途中には
見ることはなくても、
上りきったとき、眼下に広がる風景は
きっと素晴らしいものです。
今はまだ見えなくても、
その風景を眺める日を楽しみに、
日日の小さな景色を、
大切に慈しんでほしいなあと思います。
豊かな感性がますます磨かれて、
きっと美しい眼下の風景を、
彼女は何度も眺めるのでしょうね。
すてき。
きのう、駆け足で通り抜けた
6月の自分を労って、
ひとりで梅スプを飲みました。
梅酒は自家製の11年物。
レモンをたっぷり絞って、
美味しかったです。
だけど
駆け足でうっかり
見落とさないようにしなくてはね。
日日のちいさな、景色たちを。
上りきらないと眺められない風景を
いつかの愉しみに、
私も愛でていきたいと思います。