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自分を連れ出す

category: 月のうら  

朝はぐっと冷え込むようになりました。


今日は身体のクラスでした。
久しぶりに全員がリアル参加で、
にぎやかな空気感の中、
私も楽しくお話しできました。

消化器系の一回目。
ただの解剖生理じゃあないので、
皆さん楽しんでいただけたと思います。



自分の身体は自分でケアをする。

自分の機嫌は自分で取る。


それには自分自身を知ることから。



ホリスティックセラピスト塾の
だいじな目的であり、
テーマでもあります。


次回は消化器系の2回目と、
細胞からのメッセージ。
身体の声を聴いていきます。



     *

先日のセッションのお話し。

ご本人の許可を得て、
すこしシェアいたします。


大切な友人からの紹介でした。
ダリアさん、女性。

たおやかな物腰の
素敵な方でした。



呼吸器系の疾患があり、
眼の不調も抱えていらっしゃいました。


ずっと走ってきた、
多くの人たちのために、
ずっと手を抜かずに走り続けた。

これはダリアさんの身体が、
教えてくれたことです。



ライフワークのように、
人のために尽くし、
それを苦とは思わずに
ここまできているのです。


だけど、その原動力の奥底には、
怒りがありました。
その怒りが、
いま、彼女を苦しめています。



多くのこと、ひと、もの、
受け入れ続けた人生は、
真の喜びだったでしょうか?


魂の求めることは、
いつもシンプル。



これ以上、受け取れない。


自分のために生きるとは、
どういうことでしょうか。



自分を殺してまで
受け取るものは何もないのです。



たくさんの感情がありました。
そこには「あきらめ」もあって、
だけど本当はあきらめたくない、
心の叫びもありました。


プライドも、嘆きも
絶望も、喪失感も、


それは眼の症状にもでていました。




経絡からの紐解き、
呼吸の解放、
そして
悲しみと怒りの昇華。



ボディトークと、
最後はEBで締めくくり、
身体のバランスを調えて終了しました。



呼吸が、セッション前と後で、
明らかに楽になっているとのこと。


他の身体の違和感、
足や、首にあった違和感もとれて、
スッキリしていただけました。


そして、眼の症状にも、
ご自身にだけわかる、
変化があったようで、

調整が始まった瞬間から、
変化を感じていたと、
話してくださいました。



身体の症状が、たとえどんな些細なことでも、
やわらいだとしたら、
それほど嬉しいことはありません。


セラピストをやっていて、
楽になったと言っていただけることが、
なによりのご褒美です。




ダリアさんは、物腰だけではなく、
たおやかな感性の女性でした。


だからこそ、
気づきと癒しが起こりました。




私たちが変わるのに
遅いことはなにもなく、
いつからだって変わることができます。



だけど、それができるのは
自分だけなのです。



ひとのために生きるのではなく、
自分のために生きる。



それは結局、
今を生きる。ということに尽きる気がします。





自分で自分を連れ出してください。
停滞している、その場所から。

いま、幸せになるために。



私たちはどこまでも、
どこでも行けるのですから。









dahlia4_L.jpg

ダリアの花言葉は「華麗」




ひとから華麗にみえることには、
みえない努力が、
必死で動かしつづける、
ペダルのようなものが、
ある気がします。


そう、まるで発電機のような。。。




でも、ペダルは要らない。
だって、前に進めないから。






修行とは、耐えることではなく、

前に進むためのもの。








2022_11_17

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MIKA

Author:MIKA
女は強く美しくがモットー
   
心に響いた美しいもの優しいものや、大好きなお月さまのこと
ヒーリングやリーディングのこと

ちょっぴり可笑しい日日のつれづれとともに


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