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アチューメントと父のこと。(2)


4月26日。二回目のアチューメント。

エジプト時間の朝。
日本では夕方の時間に私の番が回ってきました。

この日、4人のアチューメントがあるとのことで、
私は最終でした。


これまでの一週間は、
この日に向けての調整三昧でしたが、
思いのほか、父のことがストレートに悲しくて。

普通に考えれば当たり前のことですが、
私はもっと淡々と受け止めると想像していたのです。

いえ、そうだと思い込みたかった。
もう縁が切れた人だから、いつどうなっても大丈夫と。

さらに、インナーチャイルドの罪悪感があって
どうにも辛い状況でした。


それでも、
ここを乗り切ったら、私は次に行ける。
アチューメントが終わって、すべてうまくいき、
父のことも乗り越えられる。
そんな気持ちでいたのです。




しかし、エジプトの典子さんと繫がって、
典子さんから言われることは
やはり許可は降りないということでした。


典子さんは、昨日の時点で、
もう許可が降りないと
ガイドから言われていて、
とても不思議だったと話してくれました。
なぜ、それならエジプトにくる前にNOじゃなかったのか、
どうしてここにきて、NOなのか。
何度確認しても、メンバーに入っていたのに、
何でなのか。


すると、イシスが出てきたそうです。
「私が呼びました。」と。

私のカルマリリースを
エジプトから行う必要があると。


本来、カルマリリースは
典子さんがNYにいてもできることで、
わざわざエジプトで繋がり、
行なう必要がないのです。
それなのに、このタイミングで
エジプトから、カルマリリースというのは、
本当にあり得ない事だったと思います。


カルマは、エジプトの神官。
親を捨ててまで
自分の使命を全うしようとした神官でした。
最後は王の迫害にあい、
幽閉されてしまったとのこと。
親のこと、使命を全うできなかったこと、
罪悪感や無念さ、虚しさを抱え、
死んでいったということ。



私のインナーチャイルドは、
親の離婚のときに、
父と母と、どちらを選ぶのか、
自分で決めた方について行きなさいと言われ、
どちらも選べないと苦しみながら
母と生きることを選びました。
それが、父を捨てたような感覚になって
罪悪感になっていったのです。




ずっと、大人になってからの罪悪感だと思っていました。
大人になって、
再会と疎遠をくりかえし、
最後にまた、縁を切った。
そのときのものだと、
ずっと思っていたのです。


でも、それはインナーチャイルドのときから
続いていたのでした。


お母さんかわいそう、
お父さんかわいそう、
弟がかわいそう、
私ががんばらないと、
みんながしあわせになるために
私ががんばらないと。


でもしあわせにできない、
罪悪感、無念さ、虚しさ。。
もっと
もっとがんばらないと。



この子は、
自分一人で責任を感じていました。
どうすることもできなかった。



本来、子どもが罪悪感をもつなんておかしなことで。

大人の責任を、
子どもが負っているわけです。

選ばされて可哀想なのは、
その子なのに。

大人の勝手で離婚するのに、
自分を責め続けた、
一人でずっと苦しんだインナーチャイルド。

誰にも守ってもらえないのに、
皆んなを守りたいと思っていたインナーチャイルド。




そのあとも、自分を赦すことなく
豊かさや幸せの選択ができないのでした。



カルマリリースは、イシスの力を借りて行われました。
典子さんも号泣しながら、
誘導してくれました。
イシスが、インナーチャイルドに声をかけてくれます。

そして、こんなに頑張ったあなたを褒めたたえなさい、
自分を褒めなさいと、
伝えてくれました。


イシスが、エジプトのカルマを
宇宙へ上げてくれ、

壮大なカルマリリースが、
終了しました。




        *

カルマリリースのあとには、
現実が変化していきます。

これまでのものを解放して
私は本当の豊かさや
しあわせをこの現実で再現していく必要があり、
もっともっと闇を見ていく必要もあります。



典子さんから、
アチューメントは来年、かな。

と言われ、お礼を言って私の旅は終了しました。




ところが、このときはまだ、
事の重大さがわかっていない私でした。




(3)につづく。







2023_05_15

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