満月と養生
category: 中医学 漢方 陰陽五行
6月の満月は
「ストロベリームーン」とも言われてます。
アメリカで苺の収穫期にあたることからだそう。
可愛い名前ですね☆
さて、今年の折り返しの満月は、
「いて座満月」
後半に向けて、
高い目標をもって
それを射抜くために、
まっしぐらに進むような、
そんなイメージのもと
エネルギーを受け取ると、
いいかもしれませんね。
今朝、起きたらめちゃくちゃ浮腫んでいてびっくり。
いて座満月は
過剰摂取にも気をつけないと、
代謝も落ちるんですよね。
最近、あんまり、こうした星や月のエネルギーに
向き合っていませんでした💦
気づけば身体が重い。。
自然との会話、調和が
健康の鍵ですね。
そして、身体が重いのは、この時季の
「湿邪」のせいもあります。
梅雨時による過剰な湿度と、
身体の冷え、気温差が大きくなることで、
湿邪が身体に入りやすく、
さまざまなな不調が現れます。
・頭や身体が重だるい
・胃腸の調子がよくない
・むくみやすい
・皮膚のトラブル
・イライラ
・神経痛、関節痛の再発など
湿邪には重いという特性があり、
頭や身体が重いといった症状が現れます。
湿邪が「脾」に悪影響を及ぼすと
胃腸系統のバランスが崩れ、
痰湿といって余分な水分がたまります。
普段から血行が悪く、
水分代謝が悪い方は要注意~!💦
さらに「濁」の影響も。
皮膚トラブルや分泌物が多くなり、
皮膚も不安定になります。
残尿感や排尿痛などの、
尿のトラブルも多くなる時期です。
簡単にできる養生のご紹介。
停滞している痰湿を外へ出し、
胃腸を整えて元気を取り戻します。
まずはおススメ食材:利尿作用のあるもの。
余分な水分を取り除き、
湿邪を発散させます。
いろいろありますが、
紫蘇、春雨、冬瓜、ハト麦、豆、お茶、珈琲、ココアなど
そして、腕をもみもみ♡
腕には五臓六腑に関連する経絡が通っていて、
重要なツボもたくさんあります。
そこをまとめて刺激していきます。
脾胃の経絡だけでなく、
胃腸の働きをよくするには、
「肺・大腸」の経絡も大切。
また、ジメジメしてふさぎ込みがちな、心のケアも必要です。
「心・小腸」の経絡を整えることも、
胃腸が正常でいられるために必要なのです。
湿気が多くなるこれからの季節。
自分でできるケアをして
たのしく梅雨を過ごしましょう☆