くちなしの花とタロットカード
category: カードリーディング
朝、目が覚めると
あま~い香りが部屋中にただよっていて、
くちなしの花を活けたのを思い出しました。
きのうのこと。
カサブランカを求め、
花屋さんに行きましたが、
あいにく、売り切れ。
では代わりに、紫陽花か向日葵をと思ったのですが、
ふと何とも言えぬ芳気に目をやると、
まっしろなくちなしの花が。
甘い香りの正体はあなた様なのね~~✨
迷わず、連れて帰りました。
きのうの一番の用事は、
黒い靴を探すことでした。
喪服って、そんなに頻繁に
着るものではないから、
合う靴が今はないことに気づきました。
じつは、ようやく
父の納骨と、
お別れの会が決まりました。
とても複雑な事情のため、
こんなに遅くなってしまったのですが、
やっと決まりました。
きのうは、靴を探したり、
白い封筒を用意したり、
喪服も風にあてなきゃ、とか
その日にフォーカスしていたので、
ちょっとだけ疲れてしまいました。
何が疲れるって
やっぱり心が先なんだなあって、
あらためて思ったりしました。
それでも、くちなしの花に出合ったときに、
なんだか元気をもらった気持ちになりました。
朝目が覚めて、
甘い香りをかいだ時、
なぜだか父を思い出しながら、
ありがとう、と、
誰とはなく
つぶやいている私がいました。
そして、なんとなく
久しぶりにタロットカードが引きたくなり。
オラクルカードではなく。
タロットカード。
最近では珍しいかも。
以前は、
月のうらのうらメニューとして、
タロットリーディングもやっていたことがありました。
引いたカードは
「愚者」。
ぬーむ。
いつぞや最後に引いたときも、
愚者だったような気がする。。。。(''_'')
愚者はトランプでいうところのJokerです。
私にとって、
「愚者」のイメージは
ある意味、気楽。
大きな変化や劇的なものをはらんでいる
危うさがありながら、
自由だから、気楽な感覚があります。
ふうむ。
今度は3枚引きでリーディング。
またもですね、
「星」と「世界」に挟まれた愚者が
現れました。
ぐぬぬ。
この3人から醸し出される
「気楽さ」と「ゆるさ」。
ぜんぜん縛られてないし、
ぜんぜん人目を気にしてない。
「星」と「世界」には裸の女性。
「愚者」も破れた服なんて気にもしない。
「愚者」は持たざるもの。
「世界」は持つもの。
そして、
どちらも自由を手にしています。
持っていても、
持っていなくても自由なんですよね。
持つと持たないは同じ。
そしてただひたすら水を流し続ける、
「星」
星には「持つ、持たない」の概念がない。
だって、常に在るんだもの。
「なくなる」ことなんて考えていないんです。
ただただ、宇宙から受け取って、
地球に流すを繰り返すだけ。
それは、愚者や世界にとっても、
おなじ。
世界は最初から在ったことに気づき、
愚者は無いを気にしない。
だから、愚者になることを
恐れる必要はないということを、
伝えてくれているのでしょうか。
私たちはいつだって、
失うことを恐れていますが、
すでに在って、常に在るものに
そんな概念はないのですね。
そして思い出すのは、
先日のこと。
中医学的養生クラスで、
スワイショウをほんのすこしワークしました。
その中で、
私たちが地球とひとつになって
地球の動き、宇宙の動きと
同調していくイメージがあります。
そして
もともと、ひとつだということを
思い出してゆく。
そんなワークをやったばかり。
思い出してゆく。。。
宇宙の愛は無限。
決して枯渇しない。
私たちそのものが
地球であり
宇宙だとしたら
私たち自身の中に
その無限の愛を秘めている。
恐れや条件に基づかないその愛は
すべてを溶かしてゆく、
この宇宙イコール無条件の愛。
どうか
騒がしいマインドを突き抜けて、
今日だけはその奥にある、
ハートに意識を向けてみよう。
ありがとう、だけが
いっぱいに広がって。
この世も捨てたもんじゃないと
思える瞬間が
今日も訪れるのでした。
「くちなしの花の甘い香りが~♪」←(古すぎてすまぬ。。)
それにしても本当にしあわせな香り。
平等に、誰にでも
しあわせを与える自然界のみなさん。
ただ、あたえる。
頭が下がる思いです。