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ありのままの自分を認めるとは。


連日の猛暑。。。
体力が奪われるほどの
気温になっていますので、
皆さまご自愛くださいませ。



相変らずいろいろなことがあって、
びっくりしたり、感銘したり、
ガッカリしたり、
感情が大忙しです。


そこから気づきもあって、
どんなことでも
学びになるんだなあと、
濃ゆい毎日を送っております。


さて、対面でのセッションを
行なう機会がありました。


対面では、家族以外にはやらないので、
めちゃ久しぶりです。


昔からよく知ってる方の娘さんで、
これまでにも2回ほど、
セッションをしたことがあります。


ご本人の許可をいただき、
軽くシェアします。


エミリちゃん。
白雪姫のような、
色白で可愛らしく、
おとなしいタイプの20代です。


ダンスを頑張っているのですが、
夏の公演に向けての練習がハードらしく、
深夜練習など、無理が続いていたようで
首を痛めてしまったそうです。


大事なオーデションを控えていて、
病院に行ったら全治6週間と言われたとか。
神経にも傷があると言われたそうです。


痛みが強く、まったく横が向けない状態。
このままではオーディションに間に合わない、
せっかく準備してきたのに、と
涙ながらに話してくれました。


とりあえず、筋反射で見ていきながら、
ボディトークと、EBとでも、
合わせて紐解き、
融合して見ました。


批判されたとか責められたという
グレイ意識が強いのは、
以前から出ていて分かったていたのですが、

裏切られたくない。というのが強くて、
浮気されたとか、恋愛のことが出てきました。


聞いてみると、
お付き合いしていた彼と別れた原因が
浮気されたことだったのだそう。


でも、もう半年も前に別れてます。と。


しかし、一週間前で反応があり、
その別れた彼のことで何かなかった?と聞くと、
しばらく考えていましたが、

ああ、ありました!と、話してくれました。


たまたま、元カレの友人である先輩と、
話す機会があり、
そのときに思い出して嫌な気持ちになったこと、
それから家に帰ってもしばらく
思い出して嫌だったと。


それが引き金となり、
噴き出してきたのが、


承認欲求、不十分感、目標達成型思考




子どもの頃にいじめにあったこともあり、
この辺はもともと、
強く持っているエミリちゃんですが、
やはり、インナーチャイルドが
大きく関係しています。


「ありのままの私を認めてもらえない」


今回の一番のキーワードがこれでした。


そして、失敗したくない、
失敗したと思われたくない、

そんな恐れがあるので、
適度に休んだり、
自分をケアすることができないで、
ただ頑張ることで
認められると勘違いしている状態です。


もっと頑張らないと認めてもらえないという
承認欲求と被害者意識。

常に外に向けて、
考えるクセがありました。


首に影響がでたのは、
周りが見えなくなっているからです。


自分を最高の自分にもっていくために使うのが
首の可動域なんですよね。

自分を最高にするために、
7つの小さな関節をもち、
危険やいろいろなものから
自分を守るために振り向く、
大きく見渡して見聞を広め、
自分のために情報を集め、
自分の生き方を充実させるために使う、
それが首の役割なんです。


それを、周りの目を気にする、
周りがどう思っているかと
評価ばかりが気になり。

何かうまく行かないと
やっぱり私はだめなんだ、
もっと頑張らないとだめなんだ、と、
自分をよくするどころか、
ただ悪い方に追い込むだけに
首を使っていたから、
「もうそこじゃない」と、

自分を大切にしてほしいと
身体からのメッセージなわけです。


「ありのままでは認めてもらえない」の
インナーチャイルドのワークと、


頸椎C1~C4
そこの神経と、
肋骨と脳下垂体のベクター
後部体幹の領域

などなど、いくつかのEBを施しました。


やってもやっても、
あがってくる被害者意識が凄かったのですが、
翌日の朝、
「痛みがかなりとれて、普通に動けるようになりました!
 まだハードな動きは無理だけど楽です♡」と
喜んでメールをくれました。


しばらく遠隔でも続けてみようということになり、
その後、3日間連続で遠隔ヒーリングもしました。


4日目の朝
「今は、違和感があるけど、もう痛みはゼロになりました。」
と、お礼のメールが届きました。


病院にももう少し通ってみて、
オーディションに間に合うといいな。



エミリちゃんの場合は、
「ありのままの私では認めらない」と、
自分をだいじにすることを忘れて
闇雲に走り続けていて、
周りに自分の気持ちなどは
一切伝えられないという方向に行ってしまいました。


これも問題ですが、



たまにあるのが、


「ありのままの私」を受け入れてほしい、と、
無意識に要求している人。


そうした人も、
根底では
「ありのままの私は受け入れてもらえない」と感じています。


両方とも、
インナーチャイルドが要因なのは同じです。


子どもの頃、
自分の気持ちを伝えたり、表現をしたら、
親に拒否されたなど、
受け入れてもらえなかった、
否定されてきた思いがあるからです。


そのため、
ありのままの自分を出しては
ダメなんだと思い込んでいます。


そして、大人になって、
「ありのままでいい」という
言葉だけを覚えます。


”そうか、ありのままで受け入れてもらうことが
いいことなんだ。”


もちろんそうなのですが、


ここを勘違いしている人も
中にはいるのですよね。


それは、こうした子供時代に認められなかった自分を
どこかで可哀想と思い、
子供のまんまの自分で
受け入れてもらおうとするマインドです。


「これが私なの。ありのままなの。認めて!」


恋人や夫や友人、
いろいろな人に無意識に要求してゆきます。


他人からみて
いわゆる、わがままにうつるタイプの方。


なぜわがままにみえるのでしょうか。


それは、
両親に対する要求だから。


ありのままの私を認めてもらえなかった
「両親に対する要求」なのです。



ここをはき違えて
両親に認めてもらえなかった、
その要求のまま大人になって実現させようとすると
要求された方はかなりキツイ状況になります。


特に、パートナーに対して、
こういう要求は
強くなる傾向があるように思います。


そうすると、相手にしてみれば
ただただ、負担になりますよね。

そもそも、
ありのままのあなたを受け入れるか、
受け入れないかは相手の自由です。


逆はどうでしょうか。
自分が相手を本当に
ありのまま受け入れることができているか。


大抵、こうした要求をもっている人に限って、
相手のことには、
いろいろと文句を言っていたり、
自分の常識を振りかざして
相手を受け入れていません。


こうした「承認欲求」が強い人は、
まずインナーチャイルドをみてゆく必要があります。


本来の『ありのままの私』は
どんなものでしょうか。


本当の「ありのままの自分」とは、
誰かにそれを認められて、
始めて成り立つものではありませんよね。



ありのままの自分を、
自分がそれでいいのだ。と、
信頼できること。
受け入れること。


外側に誰も必要としないのです。



そのあなたが、
周囲に受け入れられるか、
受け入れられないかは別問題です。


ありのままを認めて!と振りかざして
相手に要求するのではなく、
たとえ、相手に受け入れられなくても
「これが私」だと自分の中に軸を持つこと。



This is me.


私が私を知っている、だから大丈夫。
私は私だ、と、生きることが、
ありのままの自分で生きるということです。




        *


映画グレイテストショーマンの挿入歌。
「This is me」








何度聴いても、心が震えます。









2023_07_14

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心に響いた美しいもの優しいものや、大好きなお月さまのこと
ヒーリングやリーディングのこと

ちょっぴり可笑しい日日のつれづれとともに


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